清瀬ふじみ幼稚園

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園日記

脱穀ともみすり

いつも皆さんが食べている白いお米。食べられる状態になるまでには色々な過程があります!

ふじみ幼稚園では、子ども達と一緒に5月に稲の土作り、田植えをし、それから水やり、ネット掛け、などの工夫をして稲を育てて、10月に稲刈りをし、乾燥させて、脱穀・もみすり・精米をし、炊いて食べる活動を通して、お米を育てて食べるまでの過程を学んでいます。

今日は脱穀ともみすりの見学を行いました。

まずは脱穀です!穂先のお米の粒を取るために、脱穀機に穂先を入れます。すると機械の下の方から取れたお米の粒だけが出てきます!

「きれいに取れてるね!」「たくさん出てきた!」と興味津々な子ども達。

次はもみすりです!もみ殻を取って玄米にするための作業です。機械の上から脱穀したお米を入れると、下から玄米が出てきます。

「玄米知ってるよ!食べたことある!」「お米っぽくなってきたね!」「早く食べたいな~!」と大喜び!

「お米って食べるまでにすごく時間かかって大変だね!」とお話している子もいました。

みんなで時間をかけて育ててきたこのお米は、来週精米をしてみんなで炊いて食べたいと思います。どんな味がするのか楽しみだね!

ちなみに収穫したお米の量は5キロです。一般的な発泡スチロールの箱100箱分で稲を育てて、5キロです。

お米を1粒残さず食べよう、もったいない、など昔から言われる所以はこうしたことなのですね。

SDGsは難しいことではなく、自分の身近でできることからと言われています。土作りから精米までの過程を通して、子どもたちに大切な事を伝えて行きたいと思います。