清瀬ふじみ幼稚園

今日は今年度最後の避難訓練を行いました。朝、園庭で遊んでいる時間に震度７クラスの大地震が発生したことを想定して行われました。消防士の方が見守る中、非常ベルがなるとみんな速やかに避難することが出来、消防士の方にも褒めて頂きました。

園長先生からは『３，１１』の話しなどをされ、自分の出来ることを頑張ることが大切だよ、とのお話しがありました。その後は、アルミブランケットやランタンの使い方をみんなで確認し、年長さんに体験してもらいました。「あったかい」「みんなで入れるね」と感想を聞かせてくれました。年長さんは小学生になったらランドセルに入れておこうね。と話がありました。

その後は、ポンプ車を見学し、消防士さんにポンプ車の装置の説明や火災現場に向かう時の格好を見せてもらいました。現場に向かう時は１分で着替えるようで早着替えも実践してくれました。みんな目をまるくして興味関心でした。

消防士さんになりたいというお友達の声に「ごはんをいっぱい食べて、いっぱい遊んで、強い身体をつくればなれるよ！」とこたえてくれました。

お昼は電気、エアコンを付けず、もし災害が起きて電気や水道が通らなくなったことを想定して、おにぎりと幼稚園に備蓄してあるビスコを食べました。「いっぱい園長先生が買ってくれているから安心だね！」と子どもたちも安心していました。今日は貴重な体験をし、ポンプ車の中も見ることができていい経験が出来ました。

１３年前の３月１１日、揺れを感じ、外へ出てみると駐車場の車が横揺れしていたのを今でも鮮明に覚えています。津波の恐ろしさもあの日に知りました。今の生活があたりまえでないことをまた今日改めて感じ、日々感謝の気持ちを忘れず子どもたちと一緒に日々を大切に過ごしていきたいと思います。