桃の節句
今日はひなまつりですね。いつもは子どもたちがおひなさまの前で歌をうたっていたり、手を合わせて何かをお願い事をしていることもあります。
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おひなさまは奈良時代、平安時代から形を変えながらその風習があったそうです。いずれの時代も子どもたちの健康と将来の幸せを願い、形にしたものです。そういった意味から、おひなさまが災いの身代わりになってくれるという考え方もあるようです。きっと、幼稚園のおひなさまが今この時も新型コロナウィルスの感染拡大から子どもたちみんなを守ってくれていると思います。
さて、今日より自宅待機となりました。ご家庭にはたくさんのご協力をいただきますがよろしくお願いいたします。
お子さんがご家庭にいる時間が多くなり、ましてや生まれたばかりのお子さんやご姉弟がいるなど家事や仕事にならないこともあり、本当に大変という以外に何もないかもしれませんが、この時間を使い、改めて“生活”するということをお子さんと考える機会になり得るかもしれません。例えば、お米はどこにあり、何合入れ、お米のとぎ方(私は自信がありませんが汗)を教え、水をどこまで入れ、炊飯器に入れ、どのボタンを押すのかと、蒸気口には十二分に注意して、自分で炊飯してみるなども“生活”のひとつです。そうしておくことで、この状況以上のことが起きた時、役に立つことがあるかもしれません。
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昨日、子どもたちには自宅待機となること、その時は自分のことを自分でする、また自分のできることをしようと伝えました。事態の収束を希望に、それまで頑張って“生活”して参りましょう。