清瀬ふじみ幼稚園

年中組になり、初めてのお茶指導がありました。もも組とすずらん組の子どもたちから、前日のお茶指導の話を聞いていたたんぽぽ組の子どもたちは、より一層楽しみな気持ちで、今日を迎えました。お茶室に向かう前に、身嗜みを整えて、気持ちを落ち着かせてから指導に向かいます。一人一人、扇子を持ちお辞儀をしてから入室していきます。子どもたちの表情を見ていると、とても凛々しく、かっこいいお兄さんお姉さんになったなと感じます。

お茶室の掛け軸や生け花を目で楽しみ、お茶を点てて頂く中で、柄杓でお湯を茶碗に入れる音や、釜の湯が沸く音など耳で楽しむことができました。そして、いよいよ美味しいお菓子とお茶を頂き、満足感でいっぱいの子どもたちでした。保育室に戻った子どもたちからは、「初めてのお茶は、苦かったけれど、お兄さんになったみたいで嬉しかった」と言う声や、「（正座をしていて）足が痛かった」と素直な声も聞こえました。今日指導が終わったばかりですが、次回のお茶指導を今から心待ちにする子どもたちでした。