稲の脱穀
今日は以前刈った稲穂の脱穀を行いました。
自分たちの手で植えて育ってきた稲穂が白米に変身するのです。
初めて見る脱穀の様子に興味津々な年少さんたちです。まずは稲穂から「粒」だけを落としていきます。↓
粒を落とすと・・・こんなにすっきりの稲わらになります。↓
粒になったところで、少しずつ「白米」に近付けていきます。まずは余分なワラを落とし、玄米へと精製していきます。↓
そして、ようやく最後の精米作業に入ります。玄米を精米機へ投入すると・・・↓
「ガガガガガガ」と音を立てながら、勢いよく白米が飛び出してきます!↓
ついに真っ白いお米が出ました!精米したばかりのお米は少し温かいのですね。
精米の段階を比較すると、こんなに違いがあります。↓
今年度ふじみ幼稚園で獲れたお米はぴったり5キログラムでした。↓
5月に稲を植えてから約半年。本日ようやく白米になりました。
稲穂の束はたくさんあったのですが、脱穀・精米してみると、獲れたお米は5キログラムだけでした。
縦50センチ、横40センチ、高さ20センチの発泡スチロール約80箱分で5キログラムだけです。子どもたちとも話したのですが、実際に自分たちの手で作業を行ってみると、お米の貴重さを感じます。
お米を食べることのありがたさや、食べ物に対する感謝の気持ちの大切さを脱穀を通して実感することができました。
今日精米した5キログラムのお米は、12月に幼稚園で炊飯して全園児で食べます。どれくらい美味しいかな?今から待ち遠しいです。