園長カメラ(卒園児小学校1年生からの手紙)
本日、年長さんが小学校交流に行った際に、卒園児がお手紙をしたためていて、そっと年長組の先生に渡してくれました。
『ふじみようちえんのみなさんへ
しょうがっこうにきてたんぽぽだましいをおおきくしてね。
あとちょっとでそつえんだけど、ともだちといっしょにあそんで
たくさんのおもいでをつくってね。』
保護者の方に聞くと誰に何を言われたわけでもなく、主体的に手紙を書いて渡してくれたようでした。
きっと1年前の自分の姿を思い出しながら精一杯、後輩の年長組にエールを送ってくれたのでしょう。
卒園児の思いと利他の心に感動しました。
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幼稚園教育でも小学校教育でもその幼小の接続が大切にされていますが、こうして卒園児たちが小学校にいっても在園児たち、他の子どもたちを気にかけてくれているような教育、保育をすることも各幼稚園、保育園に必要なことと思います。卒園してもこういう気持ちが芽生えてしっかりと育っていることを大変うれしく思います。簡単ではありませんが、これからも子どもたちの生きる力を育み、最善の利益を考えながら教育、保育を考えていきたいと思います。