お茶指導参観
今日と明日、年長クラスのお茶指導の参観が行われます。今日は参観1日目でした。
参観では自分のお母さんにお茶を点てます。子どもたちは参観に向けてお茶を点てる練習をしてきました。
お茶を点てる前に、まずは花瓶に季節の花を二本寄せました。↓
今日は子どもたちだけではなく、お母さんたちも花寄せをしました。子どもたちは自分のお母さんがお花を花瓶に寄せる様子をじっと見ていました。↓
お花のあとは、みんなお待ちかねのお菓子とお茶を味わいます。今日のお菓子はおせんべいと菱餅でした。
隣のお友達に「お先に」と一言伝えてからお菓子を取ります。↓
「菱餅の色にはどんな意味が込められていると思う?」という先生からの問いかけについて子どもたちはじっくりと考えていました。菱餅の色は上から桃色・白・緑です。上から花・雪・草を表しています。まもなくやって来る春を表していて、季節を感じることのできるお菓子ですね。↓
お菓子とお茶の美味しさを感じた後は、いよいよお母さんにお茶を点てていきます。
お母さんに飲んでもらうお茶・・・心を込めて一生懸命茶筅で点てています。↓
お茶を点てたら、こぼれないように気を付けて持ってお母さんの前に持っていきます。↓
お母さんの前にお茶を置いて「お茶をどうぞ」と一言。
「お点前頂戴します」と、お母さんたちは子どもたちが点てたお茶をじっくりと味わっていました。お母さんがお茶を飲む様子を見ながら、みんな嬉しそうに微笑んでいました。↓
「お母さんにお茶飲んでもらって嬉しかった」とある子が話してくれました。はじめ、子どもたちはどこか緊張している様子でしたが、今までの練習の成果を出して美味しいお茶を点てていました。
様々な自然に生かされていること、お菓子やお茶碗を作ってくれた人、お茶を点ててくれた人、茶室で和やかに時を過ごせたことに感謝するという茶道の‛感謝の精神’をお母さんと一緒に体験しました。