バルーン練習
運動会の練習も来週から後半に入っていきます。
私は毎年子どもたちに教えていますが、同じにできることは1度もありません。どんなに合理的にしても、またそうでなくても同じです。子どもたちと過ごす中での出来事はその場を逃したり、見過ごせば、育ちの機会はあっという間に過ぎます。それはひとりひとりみんな違います。だから同じようには行きません。
もちろん子どもたちには負担感を与えず楽にできる方法は常に考えています。でも必ずしもうまくいきません。そんな大変な毎年を繰り返し、何の意味があるのでしょうか。結果には大きな意味はありません。大きな意味があるのは過程です。そこには子どもたちと一緒に目標に向かう中で、悩み、苦しみ、少しずつでも進んだ達成を喜び、楽しみ、また悩み、、、、この過程が子どもたち、私たち、またご家庭を1段と大きく育ててくれると思っています。
下の写真から声は聞こえません。
背中しか見えません。
私は子どもたちの背中に絶対にバルーンを完成させるんだという気持ちが見えました。
育つ、ということは大変なことです。運動会の練習を通して子どもたち、私たち、ご家庭もみんなで頑張りましょう。
たんぽぽ魂という大きなバルーンを膨らませるように。